Web Syllabus(講義概要)
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法律の役割A(法学入門)
英文名 Jurisprudence A
科目概要 2026年度 前期/2単位
授業対象 指定なし 水2
科目責任者 猪瀬 貴道
担当者 猪瀬 貴道
備考 科目ナンバリング:L101-HS03/授業形態:講義

授業の目的

 法(法学)の基本的考え方や代表的な法分野の基礎知識を学ぶことを通して、社会における法(法律)の役割を理解するとともに、社会における責任ある一員として自律的に行動できるように成長するための土台をつくる。

教育内容

 法(法学)全体の考え方の基礎となる概念、手続、体系と分類などの概要について学ぶ。また、社会生活を送る中で関係する法律について基本構造や基本的考え方を取り上げて、社会生活をおくるなかで遭遇するさまざまな場面においてどのような法がどのように機能しているのかを考える。具体的には下記の授業内容に沿って進めるが、進捗状況によって多少の調整を行う。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】
 本科目は、教室による対面授業で開講する。ただし、インターネットを用いた学習管理システム(LMS(Google Classroomを使用予定))を用いた授業を行う。LMSへのリンクは授業で告知するので各自で登録する。
【オンデマンド学修(自己学修)】
 まず、授業日から次の授業日までの間にLMSの「事前資料」の指示(各回の教科書のページの読み方のポイントなど)にしたがって、教科書を用いた自己学修として調べた用語やポイントを整理した授業ノートを履修者自身が作成する。LMSに設定された教科書の内容の理解を確認する課題を指定された日時までに解答・提出する。
【教員による解説授業(フィードバックを含む)】
 教室において、教科書に基づいたスライドを用いた教員による解説授業を受け、自分で作成したノートに追記や修正を行う。授業後には、疑問を持った点や関心を持った点についてLMSの「授業コメント」に入力する。
【フィードバックの方法】
 学生からのコメントや課題についてLMSや授業において履修者全体に対してフィードバックする。

準備学修(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習の時間:60時間(授業期間全体)】
※各授業回あたり予習・復習を合わせて約4時間の自己学習を想定しているが、自由に配分して良い(たとえば試験対策やレポート作成に重点的に時間を配分するなど)。また、以下の内容は参考例として記載するが履修者が自分で考えて下記の「到達目標」の達成に必要な内容で自由に実施する。
 予習:教科書の該当ページや関連する法令に目を通してわからない部分を把握する
 復習:教科書やLMSに示された資料などを読み直して授業ノートを補足して整理する

授業内容(シラバス)

担当者 項目 内容
1 猪瀬 貴道
科目説明と導入
科目の位置づけ、授業の進め方(LMSの利用方法を含む)、成績評価の方法などの詳細、この科目で学ぶ内容の概要を説明する。2回目の授業回までにこの科目のLMS)を必ず確認すること。
2 猪瀬 貴道
法と契約
「法」とは何か、「契約」とは何か(『プレップ法と法学』(以下『プレップ』)1~28ページ)
3 猪瀬 貴道
法と国家と法律
法の機能、法と国家の関係、法と法律(『プレップ』30~59ページ)
4 猪瀬 貴道
法の本質と人間
法の妥当性、法の本質の思想、法における人間(『プレップ』62~95ページ)
5 猪瀬 貴道
法の機能と私法の基本原則
公法・私法、所有権、契約自由、法的責任(『プレップ』98~120ページ)
6 猪瀬 貴道
法の現代化と法文化
社会権、社会法、法継受、日本人の法意識(『プレップ』122~153ページ)
7 猪瀬 貴道
法の分類
六法、法源、一般法と特別法(『プレップ』156~185ページ)
8 猪瀬 貴道
大学生と法
大学生の法的立場、契約と消費者、学生生活(『大学生が知っておきたい生活の中の法律』(以下『生活の中の法律』)1~20ページ)
9 猪瀬 貴道
仕事と法
働くこと、就職活動、労働者の保護(『生活の中の法律』21~40ページ)
10 猪瀬 貴道
家族と法
婚姻(成立・解消)、子ども(『生活の中の法律』41~54ページ)
11 猪瀬 貴道
生活と法
税、社会保険、犯罪と刑罰、交通事故(『生活の中の法律』55~74ページ)
12 猪瀬 貴道
高齢社会と法
社会保障制度、相続(『生活の中の法律』75~88ページ)
13 猪瀬 貴道
将来社会と法
民主主義、憲法の理念、市民社会、国際平和(『生活の中の法律』89~102ページ)
14 猪瀬 貴道
法を学ぶ意義
全体の振り返りと法学の意義(『プレップ』188~194ページ)
15 猪瀬 貴道
まとめ
まとめ
No. 1
担当者
猪瀬 貴道
項目
科目説明と導入
内容
科目の位置づけ、授業の進め方(LMSの利用方法を含む)、成績評価の方法などの詳細、この科目で学ぶ内容の概要を説明する。2回目の授業回までにこの科目のLMS)を必ず確認すること。
No. 2
担当者
猪瀬 貴道
項目
法と契約
内容
「法」とは何か、「契約」とは何か(『プレップ法と法学』(以下『プレップ』)1~28ページ)
No. 3
担当者
猪瀬 貴道
項目
法と国家と法律
内容
法の機能、法と国家の関係、法と法律(『プレップ』30~59ページ)
No. 4
担当者
猪瀬 貴道
項目
法の本質と人間
内容
法の妥当性、法の本質の思想、法における人間(『プレップ』62~95ページ)
No. 5
担当者
猪瀬 貴道
項目
法の機能と私法の基本原則
内容
公法・私法、所有権、契約自由、法的責任(『プレップ』98~120ページ)
No. 6
担当者
猪瀬 貴道
項目
法の現代化と法文化
内容
社会権、社会法、法継受、日本人の法意識(『プレップ』122~153ページ)
No. 7
担当者
猪瀬 貴道
項目
法の分類
内容
六法、法源、一般法と特別法(『プレップ』156~185ページ)
No. 8
担当者
猪瀬 貴道
項目
大学生と法
内容
大学生の法的立場、契約と消費者、学生生活(『大学生が知っておきたい生活の中の法律』(以下『生活の中の法律』)1~20ページ)
No. 9
担当者
猪瀬 貴道
項目
仕事と法
内容
働くこと、就職活動、労働者の保護(『生活の中の法律』21~40ページ)
No. 10
担当者
猪瀬 貴道
項目
家族と法
内容
婚姻(成立・解消)、子ども(『生活の中の法律』41~54ページ)
No. 11
担当者
猪瀬 貴道
項目
生活と法
内容
税、社会保険、犯罪と刑罰、交通事故(『生活の中の法律』55~74ページ)
No. 12
担当者
猪瀬 貴道
項目
高齢社会と法
内容
社会保障制度、相続(『生活の中の法律』75~88ページ)
No. 13
担当者
猪瀬 貴道
項目
将来社会と法
内容
民主主義、憲法の理念、市民社会、国際平和(『生活の中の法律』89~102ページ)
No. 14
担当者
猪瀬 貴道
項目
法を学ぶ意義
内容
全体の振り返りと法学の意義(『プレップ』188~194ページ)
No. 15
担当者
猪瀬 貴道
項目
まとめ
内容
まとめ

到達目標

 法学の基本的な考え方と授業で取り上げた法的概念や法令について基本的知識を修得する。それらの基本的知識に基づいて、社会のなかで法律や法が果たしている役割やその意義や課題について、歴史や先例などを正確に踏まえて考察して、論理的・説得的に説明できる。

成績評価の方法と基準

 LMSにおける課題(30%)および期末試験(70%)により評価する。期末試験については、さまざまな法律が関わる状況について法に基づく説明を求める問題、この科目(授業および自己学修)を通して修得した知識に基づき社会生活における「法律の役割」に関する問題を出題する。以上を基本的な評価方法とした上で、各授業回のコメントによる加点を行う。成績評価の方法は前年までと異なることがある。

学生へのメッセージ(その他注意等)

 法律について自分にはあまり関係ないと思っていませんか。2022年4月からは成年年齢も18歳に引き下げられ、法的に保護される立場から独立した立場になります。法律は専門家に任せる部分も大きいですが、市民として社会生活を送るうえで法律の基礎的知識を身につけることが求められます。授業をきっかけにして教員から教えてもらうだけではなく自ら積極的に学んでいきましょう。関連する内容を扱う科目として後期に開講する「法律の役割B」のほか、「日本国憲法A・B」「政治のしくみA・B」などがあります。
 この科目および同じ科目名のオンライン授業科目について、成績分布やLMS課題の提出状況などを個別の履修者を特定できない方法で比較分析して、分析結果を公表する可能性があります。

教材

種別 書名 著者・編者 発行所 定価(円)
教科書 『プレップ法と法学』 倉沢康一郎 弘文堂 1,100円
教科書 『大学生が知っておきたい生活の中の法律』 細川幸一 慶應義塾大学出版会 1,980円
参考書 『法学六法 '26』 池田真朗ほか(編集代表) 信山社 1,430円
参考書 その他の参考書については授業およびLMSで紹介する。
教科書
書名
『プレップ法と法学』
著者・編者
倉沢康一郎
発行所
弘文堂
定価(円)
1,100円
教科書
書名
『大学生が知っておきたい生活の中の法律』
著者・編者
細川幸一
発行所
慶應義塾大学出版会
定価(円)
1,980円
参考書
書名
『法学六法 '26』
著者・編者
池田真朗ほか(編集代表)
発行所
信山社
定価(円)
1,430円
参考書
書名
その他の参考書については授業およびLMSで紹介する。
著者・編者
発行所
定価(円)