
| 英文名 | Fine Arts and Music B | |
|---|---|---|
| 科目概要 | 2026年度 後期/2単位 | |
| 授業対象 | 指定なし 木1or金1or金2or金6 | |
| 科目責任者 | 安川 智子 | |
| 担当者 | 安川 智子 | |
| 備考 | 科目ナンバリング:L101-HC06/授業形態:講義 |
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管弦楽(オーケストラ)と歌・踊りが結びついた西洋のもっとも大規模な舞台芸術の音楽について、オペラの発祥から現代のミュージカルまで、歴史を辿るとともに個々の作品を分析し、「型の伝承」について考えます。
毎回一つ以上の音楽(舞台芸術)作品を素材として、作品の背景や歴史を学び、鑑賞していきます。芸術の楽しみA(前期)に引き続き、作品を「分析する」という視点を取り入れ、前期は取り上げなかった「管弦楽作品」と「オペラ・バレエ・ミュージカル作品」に焦点を当てて、名作の構造を読み解きます。
2026年度は金曜2限のみ対面授業、そのほかはオンライン授業となります。
【この授業は金曜2限のみ対面授業、木曜(1限)と金曜(1・6限)はオンライン授業です】
教材はプリント(pdf)を配布し、参考書を活用します。なお本学はナクソス・ミュージック・ライブラリーと契約していますので、音源教材として利用します。講義、鑑賞を経て、毎回受講生自ら音楽作品について能動的に考えを書く時間をとります。質問やよいコメントについては、次の授業やGoogle Classroom上にて回答または紹介します。
【フィードバックの方法】授業内でのコメント紹介、質問への回答。
【Google Classroomクラスコード】木・金共通:fl3nufqj
【講義時間外に必要な学習の時間:60時間】
予習:各回でとりあげる楽曲について、ナクソス・ミュージック・ライブラリー等で聴いておくとよい。予習時間として毎回1時間程度が期待される。
復習:授業内で分からなかった専門用語は、必ず図書館の辞書等で調べ、それでも分からない点については次の授業で質問する。授業内で紹介した音楽を積極的にCD・ナクソス等で鑑賞し、紹介した参考文献を少しでも手に取って読んでみること。復習時間として毎回2時間程度が期待される。
その他レポート作成に要する時間も含めて、計60時間の授業時間外学習が期待される。
| 回 | 担当者 | 項目 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 1 | 安川 智子 |
授業ガイダンス |
授業内容や進め方についてのガイダンス。 |
| 2 | 安川 智子 |
オペラの発祥とオーケストラについて | 西洋の音楽つき舞台芸術の出発点となるオペラの発祥とオーケストラの成り立ちについて理解します。 |
| 3 | 安川 智子 |
モンテヴェルディ「オルフェオ」とギリシャ・ローマ神話 | 最初期の重要なオペラと、オペラの題材となるギリシャ・ローマ神話について理解を深めます。 |
| 4 | 安川 智子 |
リュリ「アルミード」 | フランス絶対王政期のバレエ付き音楽悲劇の成り立ちとその魅力を解き明かします。 |
| 5 | 安川 智子 |
ラモー「優雅なインドの国々」 | オペラ・バレと呼ばれる18世紀フランスの踊りを中心とした楽しい音楽劇です。 |
| 6 | 安川 智子 |
ヘンデル「エジプトのジュリオ・チェーザレ」 第1回小テスト |
バロック時代のイタリア・オペラについて、基本的な知識とともに楽しみ方を学びます。 |
| 7 | 安川 智子 |
モーツァルト(1)交響曲とオペラ | モーツァルトの作品を通して、古典派時代の交響曲とオペラ(主に魔笛)を、比較しながら学びます。 |
| 8 | 安川 智子 |
モーツァルト(2)管弦楽作品(レクイエムなど) | モーツァルトその他の大規模な声楽付き管弦楽作品について |
| 9 | 安川 智子 |
ベルリオーズ「幻想交響曲」と「ファウストの劫罰」 | ロマン派時代のフランスにおける劇的な管弦楽曲について学びます。 |
| 10 | 安川 智子 |
チャイコフスキーのバレエ音楽 第2回小テスト |
独立したバレエ音楽の時代を築いたチャイコフスキーの代表作について学びます。 |
| 11 | 安川 智子 |
ロマン派の管弦楽曲 | 19世紀後半の管弦楽作品から、いくつかの有名曲を選んで分析します。 |
| 12 | 安川 智子 |
ラヴェルのバレエ音楽 | マ・メール・ロワやボレロなど、管弦楽曲として楽しめるラヴェルのバレエ音楽を取り上げます。 |
| 13 | 安川 智子 |
ミュージカルの基礎:レ・ミゼラブルを例に | ミュージカルの歴史や構造について |
| 14 | 安川 智子 |
ミュージカルの鑑賞と分析(リクエスト作品から) 第3回小テスト |
これまでの知識や分析方法を踏まえて、自分の好きな作品を分析してみましょう。 |
| 15 | 安川 智子 |
鑑賞レポートのフィードバック |
レポートとそれについてのまとめ |
1)西洋音楽・舞台芸術(音楽劇)の歴史について知り、基礎知識を身につける。2)作曲家や作品を歴史のなかに位置づけることができる。
3)音楽劇の鑑賞法・聴き方についての様々な方法を知り、聴く耳を養う。
4)舞台芸術を通して各時代の問題意識や主題を見つけ、現在に応用し、時代の進む方向性について考え、評価することができる。
試験方法:クイズとレポート 実施時期:試験期間外
期末の小レポート(50%)、その他授業内課題(小テスト3回 30%)、参加度など(20%)
音楽を鑑賞して楽しむだけでなく、なぜ名作なのか、なぜ多くの人に受け入れられるのか、音楽がどのように人の心を動かすのか、など様々な観点から分析し、音楽について考える方法を知ることで、より深い音楽との付き合い方ができるようになります。また時代を超えて残る名作品から、現代を生き抜く知恵を学びましょう。前期の芸術の楽しみA(音楽)や後期の教養演習C(安川)を合わせて履修することで、より立体的に学ぶことができます。また可能ならぜひ実際のコンサート・劇場に足を運んでみましょう。
| 種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 定価(円) |
|---|---|---|---|---|
| 教科書 | (なし) | |||
| 参考書 | 間文化性から音楽を考える | 安川智子・藤田茂(編) | 音楽之友社 | 近刊 |
| 参考書 | ミュージカルの解剖学 | 長屋晃一 | 春秋社 | 2,600円 |
| 参考書 | オペラ 愛の壊れるとき 名作がしかける涙のレトリック | 長木誠司 | 音楽之友社 | 2,750円 |