Web Syllabus(講義概要)
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教養演習C(論理的思考のトレーニングⅡ)
英文名Liberal Arts and Sciences Seminar C
科目概要2025年度 後期/1単位
授業対象指定なし(M学部,ET学科,PT専攻,ST専攻,OV専攻,FR学部を除く) 水2/ [自由]M学部 水2/ [自由]ET学科 水2/ [自由]PT専攻 水2/ [自由]ST専攻 水2/ [自由]OV専攻 水2/ [自由]FR学部 水2
科目責任者大石 敏広
担当者大石 敏広
備考科目ナンバリング:L102-ME03/授業形態:演習

授業の目的

私たちの社会は科学(技術)と切っても切れない関係にあります。科学(技術)なしくて現代社会は成立せず、科学(技術)は社会的要素を組み込んで成立しています。また、現代はグローバル化の時代だと言われ、一国での出来事は同時に世界全体に影響を及ぼす可能性があります。このような複雑な状況のなかで、この社会には様々な深刻な問題が生じてきています。例えば、AI(Artificial Intelligence:人工知能)は、人類の生活様式を根本的に変える可能性があります。これらの問題を解決するためには、私たちは、思考能力を鍛え、自律の精神を養わなければなりません。本演習では、論理的な思考能力を鍛えることによって自律の精神の涵養を目指します。

教育内容

文章を少しずつ着実に理解しながら読み進めて、論理的思考とは何かを理解してもらいます。また、その都度、問題点・疑問点について考えて、それらを基に議論することによって、論理的思考を実践してもらい、論理的思考能力の向上を図ります。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】
教科書は使用せず、パワーポイントを使用します。必要に応じてプリントを配布します。平易な文章を取り上げ、特に論理に着目しながら読解をしていきます。問題点・疑問点などを明確にし、それに基づいて皆で議論をしていきます。
【フィードバックの方法】
問題の解答を講義内で示し、それについて皆で議論をする。

準備学習(予習・復習)

【講義時間外に必要な学習の時間:15時間】
予習:講義において紹介された文献の読解を進める。
復習:講義の内容を再度確認しておく。問題点・疑問点を書き出しておく。

授業内容(シラバス)

担当者項目内容
1大石 敏広
ガイダンス
演習の目標・内容、教育方法、評価方法などを説明します。自己紹介もします。
2大石 敏広
逆・裏・対偶
問題を解きながら、逆・裏・対偶の論理的関係を理解する。
3大石 敏広
「のみ」と「だけ」の働き
「のみ」・「だけ」が文章の中でどのような働きをするかについて理解する。
4大石 敏広
演繹
少し難しい問題を解きながら、演繹について確認をする。
5大石 敏広
論証の隠れた前提
論証では、前提が明記されないことがある。問題を解きながら、隠された前提を明らかにする。
6大石 敏広
推測の構造
問題を解きながら、推測がどのような構造になっているのかを理解する。
7大石 敏広
代替仮説
推測によって仮説が形成される。形成された仮説とは別の仮説の可能性について考える。
8大石 敏広
推測と因果関係
推測には因果関係が関わってくることがある。問題を解きながら、推測における因果関係の役割について理解する。
9大石 敏広
復習
これまで学んだことについて総復習をする。
10大石 敏広
論証の批判
批判の重要要素である「質問」を理解する。
11大石 敏広
立論・異論・批判
問題を解きながら、立論・異論・批判の違いを理解する。
12大石 敏広
批判の練習
少し長めの文章を読解しながら、批判の練習をする。
13大石 敏広
実践トレーニング
隠れた前提と批判について復習をする。
14大石 敏広
総復習
これまで学んだことの総復習をする。
15大石 敏広
まとめ
これまでの演習の総括を行い、問題点について議論する。
No. 1
担当者
大石 敏広
項目
ガイダンス
内容
演習の目標・内容、教育方法、評価方法などを説明します。自己紹介もします。
No. 2
担当者
大石 敏広
項目
逆・裏・対偶
内容
問題を解きながら、逆・裏・対偶の論理的関係を理解する。
No. 3
担当者
大石 敏広
項目
「のみ」と「だけ」の働き
内容
「のみ」・「だけ」が文章の中でどのような働きをするかについて理解する。
No. 4
担当者
大石 敏広
項目
演繹
内容
少し難しい問題を解きながら、演繹について確認をする。
No. 5
担当者
大石 敏広
項目
論証の隠れた前提
内容
論証では、前提が明記されないことがある。問題を解きながら、隠された前提を明らかにする。
No. 6
担当者
大石 敏広
項目
推測の構造
内容
問題を解きながら、推測がどのような構造になっているのかを理解する。
No. 7
担当者
大石 敏広
項目
代替仮説
内容
推測によって仮説が形成される。形成された仮説とは別の仮説の可能性について考える。
No. 8
担当者
大石 敏広
項目
推測と因果関係
内容
推測には因果関係が関わってくることがある。問題を解きながら、推測における因果関係の役割について理解する。
No. 9
担当者
大石 敏広
項目
復習
内容
これまで学んだことについて総復習をする。
No. 10
担当者
大石 敏広
項目
論証の批判
内容
批判の重要要素である「質問」を理解する。
No. 11
担当者
大石 敏広
項目
立論・異論・批判
内容
問題を解きながら、立論・異論・批判の違いを理解する。
No. 12
担当者
大石 敏広
項目
批判の練習
内容
少し長めの文章を読解しながら、批判の練習をする。
No. 13
担当者
大石 敏広
項目
実践トレーニング
内容
隠れた前提と批判について復習をする。
No. 14
担当者
大石 敏広
項目
総復習
内容
これまで学んだことの総復習をする。
No. 15
担当者
大石 敏広
項目
まとめ
内容
これまでの演習の総括を行い、問題点について議論する。

到達目標

文章読解の力を高めることができる。
自分の意見をまとめることができる。
自分の考えを提示し、他者との討論を通じて、自分の考えを発展させることができる。

成績評価の方法と基準

試験方法:なし 実施時期:
最終確認テスト(50%)、課題の取り組み(50%)によって成績評価します。なお、欠席は減点となります。
最終確認テストでは、講義で学んだことが身に付いているかどうかをテストします。

学生へのメッセージ(その他注意等)

この講義だけでも論理的思考のトレーニングになりますが、前期開講の「教養演習B:論理的思考のトレーニングⅠ」を受講しておいたほうがより理解が深まり、論理的思考がより鍛えられます。
積極的に演習に参加してくれる人を希望します。

教材

種別書名著者・編者発行所定価(円)
教科書教科書は使用しません。演習において読んでいく文献は私がその都度用意します。
参考書講義中に紹介します。
教科書
署名
教科書は使用しません。演習において読んでいく文献は私がその都度用意します。
著者・編者
発行所
定価(円)
参考書
署名
講義中に紹介します。
著者・編者
発行所
定価(円)