英文名 | Liberal Arts and Sciences Seminar C | |
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科目概要 | 2025年度 後期/1単位 | |
授業対象 | 指定なし(M学部,ET学科,PT専攻,ST専攻,OV専攻,FR学部を除く) 月2/ [自由]M学部 月2/ [自由]ET学科 月2/ [自由]PT専攻 月2/ [自由]ST専攻 月2/ [自由]OV専攻 月2/ [自由]FR学部 月2 | |
科目責任者 | 安倍 希美 | |
担当者 | 安倍 希美 | |
備考 | 科目ナンバリング:L102-ME03/授業形態:演習 |
これからの新しい社会はどのようなものなのでしょうか?多くの課題を解決して持続可能な社会を実現するためには、分野を超えた知の連携が求められます。この授業では、対面とLMS(学習支援ソフト)によるオンデマンド型オンラインを併用し、複数の方法で人と繋がり、時に他者に寄り添い心を通わせ助け合いながら、最善・最適と思われる方向性を深慮して課題を解決し、未来の希望への邂逅を共に学びます。
以下を課題とし、対面とオンライン共に全体・グループで相談しながら、自分の役割を認識し共に学びます ①交流:手話を含め使用する身体部位の拡大と感情の変化・文字による自己表現と交流の深化を学ぶ ②食の文化と調理:食の文化的背景・屋外と災害時での食と調理、オンライン調理、について学ぶ ③相模原の水:時空を超えた波及的な繋がりと将来予測について学ぶ ④救命:心肺蘇生法と三角巾法、安全第一に究極的な命の優先順位に向き合いながら協力して命をつなぐ事を学ぶ、オンラインでは医学映像教育センター配信映像を利用する場合もあります。
【この授業は対面とオンラインを併用して実施します】
①オンライン:歴史背景や技術等の基本事項の学習、授業の確認・意見交換・合意形成等 ②対面:全体・グループ(6-8名程度を目安に適宜変更)での体験学習と意見交換・合意形成等 ③連絡等:対面とLMSの両方にて実施
【フィードバックの方法】適宜の相談・意見交換やアンケート等、またそれらに対し必要に応じ教員が示す総括的な意見等、これらより他者を理解し自己を見つめ善悪の判断基準を形成する一助とします。
【Google Classloomクラスコード】後期授業開始までにWebシラバス、一般教育部授業情報サイトに掲載
【授業時間外に必要な学習の時間:15時間】
予習:授業1回に20分。日頃より身近に存在する人・ものに興味を抱き、全体が良い方向に向かうために必要な事、そのために自分が寄与できそうな事などをイメージする。
復習:同40分、振り返りのアンケート回答・文字での意見交換、オンライン調理の準備・役割遂行、調理過程の記録と報告などより、他者と自己の関係性を俯瞰的に捉え将来に繋がるイメージを形成する。
回 | 担当者 | 項目 | 内容 |
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1 | 安倍 希美 | ガイダンス〜皆に出会う【オンライン】 | 履修者の確認、教員紹介、授業内容・方法、服装・シューズ、評価基準、諸注意、運動と感情、簡単な手話の紹介等 |
2 | 安倍 希美 | 交流1〜身体と運動と感情 【対面】 (体育館1Fロビーに10:50頃集合) | 手話〜軽運動〜バドミントン等と、使用する身体部位の拡大と感情の変化を体感しながら自己紹介、身体を動かし心を動かす |
3 | 安倍 希美 | 交流2〜交流の深まり 【対面】 | 手話を増やし軽運動・フリスビー等にて交流を深める |
4 | 安倍 希美 | 季節と地域の食文化〜一汁三菜・五節句からみる縁起 【オンライン】 | 日本の季節による食と文化、五節句等の年中行事と食、一汁三菜、郷土料理の意義、日常の食事の注意点、海外の食文化等 |
5 | 安倍 希美 | 交流3〜調理に向けて 【対面】 | 運動等での交流後、調理テーマ・グループの意向調査 |
6 | 安倍 希美 | 調理1に向けて〜和食:伝統料理・郷土料理・家庭料理等を目指す【対面】 | 運動後に1回目調理グループ決定、役割(リーダー・サブリーダー・テーマ・日時MG・オンラインMG・背景・ワード等)と実施への相談等、調理は各自宅で11月4-5週の週末を予定 |
7 | 安倍 希美 | 野外・非常時の食、相模原の水の歴史と文化~極限の健康とは 【オンライン】 | 野外での調理と食事、マナー、薪割り、災害時・非常時の調理と食事・注意点、キャンパス周辺の水に込められた先人の思い |
8 | 安倍 希美 | 調理2に向けて〜クリスマス会・野外炊き出し等を目指す 【対面】 | 諸活動後に2回目調理グループを決め1回目同様の相談、調理は各自宅で12月1-2週末予定、食材費は1-2回共に千円以下程度 |
9 | 安倍 希美 | 生命の源〜相模原の水に出会う【対面】 | キャンパス周辺の「さがみの仲よし小道」「水道道緑道」等から、相模原の水と将来予測について実地的に学ぶ |
10 | 安倍 希美 | 救命〜命の優先順位に向き合いながら最善を尽くす 【オンライン】 | 心肺蘇生法:乳児・小児・成人・感染症対応、外傷:出血・捻挫・骨折への対応、三角巾法等、救命の歴史、命の優先順位 |
11 | 安倍 希美 | 救命実習〜協力の輪と救命の輪を繋ぐ【対面】 | 心肺蘇生法:乳児・小児・成人・感染症対応と三角巾法、 グループ内外で安全に協力の輪を回しながら救命の輪を繋ぐ |
12 | 安倍 希美 | 調理1&2の確認、救命予備 【対面】 | 調理1&2の役割・日時・方法・記録法等の確認、救命予備 |
13 | 安倍 希美 | 調理関連~総仕上げ 【オンライン】 | 調理1&2の報告書作成・提出・記載内容等の最終確認等 |
14 | 安倍 希美 | 総括〜繋がりの広がりへの希望【対面】 | 調理報告会、授業全体の意見交換会、今後の広がりに向けて |
15 | 安倍 希美 | 個別指導 【対面】 | 調理レポート・まとめと今後について等の個別指導等 |
1)対面・オンライン共に仲間と積極的に交流・協力して共に学び、他者理解と自己認識に努める
2)交流・救命・調理等の具体的事項の知識・手技の修得、歴史的背景の理解にも意欲的に取組める
3)本授業で得た知識と能力を応用し、地域・未来に向けて具現化しようと思える
試験方法:その他 実施時期:試験期間外
1)様々な状況・方法で人と繋がり意見交換しながら、共に学ぶ意義を認識(30~40%)
2)交流・救命・食と水への理解、グループでのオンライン調理を成功させる協力的な言動(30~40%)
3)現在と将来の状況に応じて時に他者に寄り添い、未来への深慮と希望(20~40%)
様々な人とどうやって安全に繋がるの?人は何を考えている?自分って何?幸福って?将来は?等と思っている貴方、一緒に答えを探しませんか!対面授業の主な実施場所は体育館1Fと屋外等の臨機応変で、天候等による授業内容・計画の一部変更等を含め事前周知します。食材費は自己負担ですが工夫して節約しましょうね。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 定価(円) |
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教科書 | (なし) | |||
参考書 | いちばんやさしい料理の教科書 | 田中京子 | 成美堂出版 | 1,000円 |
参考書 | 調理の科学 -基礎から実践まで- | 吉田勉監修 | 学文社 | 2,600円 |
参考書 | 日本の食文化 「和食」の継承と食育 | 江原絢子 石川尚子編著 | アイ・ケイコーポレーション | 2,500円 |
参考書 | JRC蘇生ガイドライン2020 | 一般社団法人日本蘇生協議会 | 医学書院 | 5,500円 |
参考書 | 実践!ウエルビーング診断 | 前野隆司 | ビジネス社 | 1,870円 |