授業の目的

1.新しい言語を学ぶことで、異なる言語文化への関心を育み、母語や英語を相対化する。
2.新しい言語を０から学びながら「効率の良い外国語（＝あらゆる分野）の学び方」を身につける。
3.新しい言語を習得する手応えを通じ、「外国語コンプレックス」を解消する切掛けを見つける。
4.無駄のない継続的な学習こそ最も効率が良く、楽な方法であることを体得する。

教育内容

英語にも応用可能な、外国語でコミュニケーションする際の実践的テクニックを学び、ペア、グループで実践的にトレーニングする。
異なる⾔語⽂化への関⼼を育むと共に、⺟語および英語の特殊性を相対的に⾒る視野を獲得する。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】
本科目と併せて受講する「言語と文化Ａ」で学んだ文法を、実践的な会話練習を通じて能動的に使用できるようにトレーニングすることで会話能力、聞き取り能力を高める。
【フィードバックの方法】
リアクションペーパーを活用して教員と学生間の双方向理解に努める。
Google Classroomを活用し、授業時間外でも質問を受け付け、回答する。

準備学習（予習・復習）

【授業時間外に必要な学習の時間：30時間】
予習：教科書に目を通しておく。授業で紹介するインターネット上の様々なツールや映画等を活用し、ドイツ語およびドイツ語圏の文化についての知識を深める。
復習：学んだ文法知識を定着させるための課題を行う。および小テストの準備をする。

授業内容(シラバス)

到達目標

自己紹介、平易な内容の日常会話を10分程度続けられる。
「戦略的コミュニケーション能力」を高めることで、(あらゆる言語において)口頭でのコミュニケーションに対する抵抗感が軽減される。
ドイツ語圏という異文化と接することを通じて視野を広げ、かつ自文化を客観的に見る視点を獲得する。

成績評価の方法と基準

試験方法：筆記試験 実施時期：試験期間内
小テスト40%+口頭試験20%+聞き取り試験40%

学生へのメッセージ（その他注意等）

こちらの授業「B」では「A」で学んだ文法知識を用いて、ドイツ語で会話をする方法を学びます。
少ない単語量でも、会話のテクニックを活用することで、円滑に会話を続けることができるようになります。

外国語の習得に特別な才能は必要ありません。全員ゼロからのスタートなので心配せずに新しい言語とその文化に触れる貴重な機会を楽しんでください。
この授業で学ぶ会話のテクニックは英語にも応用できますので、英語に苦手意識のある人にこそ履修を勧めます。

教材