英文名 | Supplementary Chemistry | |
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科目概要 | 2025年度 前期/1単位 | |
授業対象 | [自由]指定なし(M学部,S学部,FR学部を除く) 火2or火4or火5or水5or木1 | |
科目責任者 | 野島 高彦 | |
担当者 | 宇田 郁子/笠原 康利/山口 佳美/大極 光太/金子 光佑 | |
備考 | 科目ナンバリング:L101-GN08/授業形態:講義 |
高等学校で化学を学んでこなかった人が、大学の「化学」の講義および「化学実験」をよりわかりやすく学べるようにする。
高校教科書「化学基礎」の範囲から厳選された重要事項・理論を学習する。
キーワード:原子、分子、イオン、周期律、原子量、分子量、式量、物質量、ボガドロ定数、濃度、化学反応式、酸・塩基、酸化・還元
【この授業は全て対面で実施します】
少人数クラスで双方向授業を行い、化学の基本が正しく理解できるようにする。毎時間演習問題を解く時間を設け、理解を確実なものにする。本科目は5クラスで展開されるが、内容はいずれも同じである。授業は、化学単位で編集した教科書「新版エレメンタリー ケミストリー」とパワーポイント教材を用いて行う。また、講義毎にレポート課題を課す。
【フィードバックの方法】
レポート課題は、提出後の翌週に解説する。
【授業時間外に必要な学習時間:19時間】
予習:各回の授業に対して,教科書に目を通すこと。
復習:テキストの演習問題・練習問題を復習し、課されたレポートをまとめること。
回 | 項目 | 内容 |
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1 | 物質の構成 | 元素記号、純物質、単体と化合物、成分元素の検出、混合物の分離 |
2 | 原子の構造 | 同位体、電子配置、価電子 |
3 | 元素の周期表 | 周期律、金属元素、非金属元素 |
4 | イオンと分子 | イオン結合、共有結合、分子式、構造式、原子量、分子量、式量、モル質量 |
5 | 物質量 | アボガドロ定数、モル、アボガドロの法則 |
6 | 溶液の濃度 | 溶媒、溶質、質量パーセント濃度、モル濃度 |
7 | 化学式と化学反応式Ⅰ | 反応物、生成物、質量保存の法則 |
8 | 化学式と化学反応式Ⅱ | 化学量論 |
9 | 酸と塩基Ⅰ | 水素イオン、水酸化物イオン、酸・塩基の定義 |
10 | 酸と塩基Ⅱ | 価数、pH、電離度、強酸・弱酸、強塩基・弱塩基 |
11 | 酸化と還元Ⅰ | 酸化・還元の定義、酸化数 |
12 | 酸化と還元Ⅱ | 酸化剤、還元剤 |
13 | まとめ | 12回目までのまとめ |
1) 大学の「化学」の講義が理解できる。
2) 大学の「化学実験」の内容が理解でき、支障なく実験を行うことができる。
試験方法:筆記試験 実施時期:試験期間外
試験結果(80 %)および毎回のレポート(20 %)によって評価する。
講義内容がその時間内に理解できるよう授業を進めます。小さな疑問でも、遠慮なく質問して納得して下さい。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 定価(円) |
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教科書 | 新版エレメンタリー ケミストリー (授業の際,証紙と交換で販売します。教学センター事務室で「化学要習テキスト」の証紙を1000円で購入して下さい。) | 北里大学 一般教育部 自然科学教育センター 化学単位 編集 | 学術図書出版社 | |
参考書 | (なし) |