授業の目的

科学技術は私たちの生活に深くかかわっている。物理学の基本的な法則や考え方を学ぶことを通して、身の回りの自然現象や科学技術に対して適切な認識を持つと共に、様々な学問，日常生活，職業において必要となる知識や，物事をより的確に判断する力を養う。

教育内容

力学、流体、波動、熱、電磁気、原子などの分野について身近な現象や応用例を紹介し、演示実験等を取り入れながら、数学的手法に偏らず講義する。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】
PowerPointのスライドを利用して講義する。スライドのコピーは授業で配布する。授業内で問題演習と解説を行い，直感的な理解を促す目的で簡単な実験を見せる。また，グループワークも積極的に取り入れる。質問は随時受け付けるほか，コメントシートに記入してもらうのでも良い。
【フィードバックの方法】グループワークの結果はその場で回収して全体の傾向や誤解しやすいポイント等について説明する。また，コメントシートの質問等については，翌週の授業資料に回答を掲載する。
【GoogleClassroomのクラスコード】
quticmw

準備学習（予習・復習）

予習：心配ならば参考書等の該当する部分を読んておいておくくらいで構わない。
復習：授業で配られる資料を見直し，内容を理解しておくこと。練習問題が配布された場合はこれを解いておくこと。
授業時間外学習時間：総時間数　120時間/ １コマあたり　4時間

授業内容(シラバス)

到達目標

物理学の基本的な概念や原理を理解し，身の回りの自然科学の根源に物理法則があることを知る。また，現代社会にあふれる情報や諸問題に対して，科学的なとらえ方をするための素養を身につける。

成績評価の方法と基準

試験方法：筆記試験 実施時期：試験期間内
前期・後期定期試験（90%），レポート（10%）に加え，グループワークの課題，授業態度等を総合的に評価する。

学生へのメッセージ（その他注意等）

教科書は指定しないが，授業はある程度『Serway's College Physics; Faughn, Serway, Vuille, Bennett著』に従う。
高校物理で取り扱う基礎的内容は理解しているものとして授業を進めるため，不安な学生は物理学要習の受講を勧める。
分からない点は参考書等で理解するよう努めるほか，オフィスアワーに質問に来てもよい。またASCの利用も推奨する。

教材