Web Syllabus(講義概要)
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情報科学C
英文名Information Science C
科目概要2025年度 前期・後期/2単位
授業対象指定なし(G学科,M学部,ET学科,PT専攻,ST専攻,OV専攻を除く) 金4/ [自由]G学科 金4/ [自由]ET学科 金4/ [自由]PT専攻 金4/ [自由]ST専攻 金4/ [自由]OV専攻 金4
科目責任者福田 宏
担当者福田 宏
備考科目ナンバリング:L101-GI10/授業形態:講義

授業の目的

コンピュータに慣れ親しむ。
コンピュータのハードウェアの仕組みを理解する。ネットワーク・サーバの仕組みを理解する。
コンピュータにソフトウェア,ハードウェアを導入(インストール)して利用する事ができる。

教育内容

初心者向け。コンピュータを解体して組み立てたり,ソフトウェア,ハードウェアをインストールしながら以下の事を学ぶ。
コンピュータとCPUの仕組み,OSと応用ソフトウェアの役割,計測器からのデータの取り込みとデータ処理,インターネットとネットワーク・サーバの仕組み。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】
講義と演習。演習は,コンピュータ本体とパーツ,周辺機器,本学学生は無料で利用できるソフトウェアを使う。
【フィードバックの方法】教員との質疑応答によりフィードバックする。

準備学習(予習・復習)

【講義時間外に必要な学習の時間:60時間】
課題図書:毎回プリントで配布する講義資料。
予習(毎回1時間):Webサイトに配布予定の推敲前の講義資料を掲載するので目を通し概要を把握しておくこと。
復習(毎回3時間):授業中にプリントに書き込んだメモや問の答を整理しておくこと。

授業内容(シラバス)

担当者項目内容
1福田 宏
オリエンテーション授業内容の紹介と授業の進め方の説明。
2福田 宏
ハードウェアパソコン(AT互換機)の歴史と仕組み。分解するパソコンの稼働と内部の確認
3福田 宏
ハードウェアの分解
パソコンを分解してハードウエア構成を学ぶ。CPU,マザーボード,メインメモリ,補助記憶装置,入出力デバイス
4福田 宏
ハードウェアの組立
パソコン組み立て
5福田 宏
CPUと論理回路
スイッチを組み合わせた回路,論理回路で計算ができる仕組みを学ぶ。コンピュータの心臓部,CPUが論理回路でできていることを学ぶ。電気式スイッチ(リレー)で実現した半加算回路,全加算回路,4ビット加算回路を観察する。
6福田 宏
CPUの歴史CPUの歴史と仕組み。4004とムーアの法則。ビデオ視聴する。
7福田 宏
CPUの動作
4ビットCPUに16進数で命令とデータ(機械語プログラム)を入力して動作させ,CPUの仕組を詳しく学ぶ。
8福田 宏
オペレーティングシステム
学生が無料で使うことのできるオペレーティングシステム(Windows11)を,組み立てたパソコンにインストールし,初期設定をおこなう。
9福田 宏
計測 パソコンに計測器を接続して,演習室の環境を一週間記録する。
10福田 宏
データの解析と共有
Excelをインストールして,記録した大量のデータをグラフ化する。Windowsの簡易ネットワークでデータを共有する。
11福田 宏
サーバOSサーバOS(Linuxの一種AlmaLinux)をインストールする。
12福田 宏
サーバ管理
サーバOSの特徴であるマルチユーザー,マルチタスク,ネットワーク機能を管理ユーザと一般ユーザの両方の立場から学ぶ。コマンド,ファイル,ディレクトリ,リモートログイン,パーミッション。
13福田 宏
サーバ稼動
Webサーバを稼動させ,サーバとインターネットの仕組みを学ぶ。サービス(デーモン),IPアドレス,ホスト名,DNS,サブネットマスク。
14福田 宏
公開鍵暗号と暗号化通信
インターネットの基盤技術の1つである公開鍵暗号を,サーバを安全に遠隔管理する暗号化通信(SSH)の公開鍵認証を例にして学ぶ。Webサーバで認証用公開鍵を公開する。
15福田 宏
まとめまとめ
No. 1
担当者
福田 宏
項目
オリエンテーション
内容
授業内容の紹介と授業の進め方の説明。
No. 2
担当者
福田 宏
項目
ハードウェア
内容
パソコン(AT互換機)の歴史と仕組み。分解するパソコンの稼働と内部の確認
No. 3
担当者
福田 宏
項目
ハードウェアの分解
内容
パソコンを分解してハードウエア構成を学ぶ。CPU,マザーボード,メインメモリ,補助記憶装置,入出力デバイス
No. 4
担当者
福田 宏
項目
ハードウェアの組立
内容
パソコン組み立て
No. 5
担当者
福田 宏
項目
CPUと論理回路
内容
スイッチを組み合わせた回路,論理回路で計算ができる仕組みを学ぶ。コンピュータの心臓部,CPUが論理回路でできていることを学ぶ。電気式スイッチ(リレー)で実現した半加算回路,全加算回路,4ビット加算回路を観察する。
No. 6
担当者
福田 宏
項目
CPUの歴史
内容
CPUの歴史と仕組み。4004とムーアの法則。ビデオ視聴する。
No. 7
担当者
福田 宏
項目
CPUの動作
内容
4ビットCPUに16進数で命令とデータ(機械語プログラム)を入力して動作させ,CPUの仕組を詳しく学ぶ。
No. 8
担当者
福田 宏
項目
オペレーティングシステム
内容
学生が無料で使うことのできるオペレーティングシステム(Windows11)を,組み立てたパソコンにインストールし,初期設定をおこなう。
No. 9
担当者
福田 宏
項目
計測
内容
パソコンに計測器を接続して,演習室の環境を一週間記録する。
No. 10
担当者
福田 宏
項目
データの解析と共有
内容
Excelをインストールして,記録した大量のデータをグラフ化する。Windowsの簡易ネットワークでデータを共有する。
No. 11
担当者
福田 宏
項目
サーバOS
内容
サーバOS(Linuxの一種AlmaLinux)をインストールする。
No. 12
担当者
福田 宏
項目
サーバ管理
内容
サーバOSの特徴であるマルチユーザー,マルチタスク,ネットワーク機能を管理ユーザと一般ユーザの両方の立場から学ぶ。コマンド,ファイル,ディレクトリ,リモートログイン,パーミッション。
No. 13
担当者
福田 宏
項目
サーバ稼動
内容
Webサーバを稼動させ,サーバとインターネットの仕組みを学ぶ。サービス(デーモン),IPアドレス,ホスト名,DNS,サブネットマスク。
No. 14
担当者
福田 宏
項目
公開鍵暗号と暗号化通信
内容
インターネットの基盤技術の1つである公開鍵暗号を,サーバを安全に遠隔管理する暗号化通信(SSH)の公開鍵認証を例にして学ぶ。Webサーバで認証用公開鍵を公開する。
No. 15
担当者
福田 宏
項目
まとめ
内容
まとめ

到達目標

コンピュータのハードウェアの構成,CPUの仕組み,インターネットの仕組みとネットワーク・サーバの働きを説明することができる。ソフトウェアとハードウェアのインストールを行うことができる。

成績評価の方法と基準

試験方法:筆記試験 実施時期:試験期間内
演習の習得度59%および試験41%で成績評価する。

学生へのメッセージ(その他注意等)

少人数の授業です。パソコンを解体して組み立てたり,ソフトウェア,ハードウェアを追加したり,サーバを構築することを体験できます。第8回までの授業内容をマスターすれば,パソコンを自作したり,パーツを交換・追加してカスタマイズできるようになるでしょう。

教材

種別書名著者・編者発行所定価(円)
教科書(なし)
参考書(なし)
教科書
署名
著者・編者
発行所
定価(円)
参考書
署名
著者・編者
発行所
定価(円)