英文名 | English BⅡ | |
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科目概要 | 2025年度 後期/1単位 | |
授業対象 | [必修]SC学科(普通) 水1 | |
科目責任者 | 谷村 久美子 | |
担当者 | 谷村 久美子 | |
備考 | 科目ナンバリング:L102-GF04/授業形態:演習 |
将来的にも実際に学術や仕事などで使えるよう、英語のアウトプットの基礎力を身につけることを目指します。特にアカデミックな環境で英語使用することを念頭に、前期での学習、訓練を基に、更に技術的にも心理的にもその土台を固めることがこの授業の目的です。
前期で習得した実用性ある有益な表現や文法に一層の磨きをかけ、表現力を更に高めます。論理的思考、異文化理解を更に推し進めることも、大学生としての英語表現力を獲得する上で不可欠とします。以上の目標としての要素を、クラスメートや教師の助けを得ながら、public speech, discussion, そして opinion essay の諸活動にて目指します。具体的には、(原稿の読み上げではない)3分間プレゼンテーションや350語エッセーを完成させるための工程を確実に推し進めることになります。
【この授業は全て対面で実施します】
前期と同様、アクティヴラーニングを実施します。ペアワーク、グループワーク等で積極的にコミュニケーションを取りつつ、方や、プレゼンテーションやエッセーライティングではある一定期間の集中した個人作業に取り組みます。特にスピーキンング力をつける為、public speech では speech memo を主に使い、単なる原稿の読み上げにならない方法を実施します。
【フィードバックの方法】音声言語であれ、文字言語であれ、一旦外に出したものに関しては、前期と同様、クラスメートによる、あるいは教 師による適切なタイミングと方法でのフィードバックがなされます。添削度は各学生毎の学習効果度を考慮します。ミニッツペーパーは、過去の分も含めていつでも疑問解明に使い、同時に即発的に英語表現をするとはどういうことをすればよいのかを体得するのに役立てます。
【授業時間外に必要な学習の時間:15時間】
教科書の予習(不明点を辞書で調べ、何を習得することになるのだろうか、予想を立てる、音源をできるだけ多く繰り返し聴く)、復習(辞書を使って不明点を調べ直し、更に関心の湧いた点を調べる、再度音源を繰り返し聴く、回別に出される特定のタスクに取り組む) の他に、プレゼンやライティングの準備は十分時間を取って早くから取り掛かって下さい。プレゼンやライティングが目前に迫っていない場合でも、一回の授業につき平均で最低でも1時間くらいは準備学習、復習が必要です。
回 | 担当者 | 項目 | 内容 |
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1 | 谷村 久美子 | Course Introduction | シラバス説明、英語学習の取り組み方、夏期休暇中の英語体験/学習報告、ビデオ視聴等 |
2 | 谷村 久美子 | UNIT 6 HOMES AND BUILDINGS (UNLOCK 1) | ビデオ視聴, linked sounds, Listening 1 |
3 | 谷村 久美子 | UNIT 6 HOMES AND BUILDINGS (UNLOCK 1) | Saying reasons, opinions and agreement, modal verb: should |
4 | 谷村 久美子 | UNIT 8 INTRODUCTION TO ESSAYS (FINAL DRAFT 1) | Student model の分析, from Paragraph to Essay |
5 | 谷村 久美子 | UNIT 8 INTRODUCTION TO ESSAYS (FINAL DRAFT 1) | Introductory Paragraph Thesis Statement の理解 |
6 | 谷村 久美子 | UNIT 8 INTRODUCTION TO ESSAYS (FINAL DRAFT 1) | Body Paragraphs, Concluding paragraph |
7 | 谷村 久美子 | Timed Writing of OPINION ESSAY | Writing essay based on outline |
8 | 谷村 久美子 | UNIT 7 FOOD AND CULTURE (UNLOCK 1) | ビデオ視聴, numbers, vocabulary for food |
9 | 谷村 久美子 | UNIT 7 FOOD AND CULTURE (UNLOCK 1) | Speaking with pie charts, conversation VS speech |
10 | 谷村 久美子 | UNIT 8 TRANSPORT (UNLOCK 1) | ビデオ視聴, consonant clusters |
11 | 谷村 久美子 | UNIT 8 TRANSPORT (UNLOCK 1) | Listening1,2 group talk about problems & solutions |
12 | 谷村 久美子 | Presentation Skills | speech memo, eye contact, voice power |
13 | 谷村 久美子 | Writing of Speech Script | how to prepare for presentation: speech script, note or memo |
14 | 谷村 久美子 | Presentation in Class | peer reviewing |
15 | 谷村 久美子 | Course Wrap-up | Q & A、 コースでの学習全体に対するフィー ドバック |
受講学生は、各回の学習事項の定着を土台として、大学生としての英語運用の初級最高レベルへの到達を目標とします。その具体的な項目は以下です。
(1) 口語では、大学、社会、仕事などの文脈で、聞き取り力を基に再現力を身に着け、話し方を改善し、自分が頻度高く使う表現の滑らかな使用、説得力のある自然な表現の活用などが出来るようになり、その結果として、public speech や discussion の端々で前進が見られるようになる。
(2) 文語では、英語使用者にとって読みやすい、理解しやすい表現とはどういうものかに関心を強く持ち、日頃からの観察と収集を実行し、それを自身の文章記述に活用できるようになり、その結果として様々な writing で改良点が見られるようになる。
期末試験無し 授業内活動と提出課題で評価
Speech & presentations (in-class speech & slides with narration) (30%), discussion & class participation (15%), writings (timed writing、speech script を含む) (45%), e-learning (10%)
欠席すると小テストやグループワークでの評価点がつかなくなりますので、極力出席して下さい。
writingに生成系AI を使ったものも plagiarism (剽窃) であり、失格となりますので要注意です。
スピーキングやライティングに不安感があるなら、それは寧ろ、反復訓練が不足している、という自覚から来る不安感かもしれません。ならば訓練をすることです。言語の運用力は運用を実際にしてみることでしかつきません。
又、前期に引き続き、リスニングで始め、リスニングで締める、英語のリズムと論法に浸かってみることを終始やってみてください。遠回りなようでいて、実は表現力のベースの獲得としては寧ろ速いと言えるでしょう。
科目 | 教職免許法施行規則第66条の6に定める科目 |
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種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 定価(円) |
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教科書 | UNLOCK 2nd edition Listening, Speaking & Critical Thinking Student's Book with Digital Pack Level 1 ISBN: 9781009031455 | N.M.White, Susan Peterson et al. | Cambridge University Press | 3,450円 |
教科書 | Final Draft Student Book with Digital Pack Level 1 ISBN: 9781009345446 | Jeanne Lambert | Cambridge University Press | 3,500円 |
参考書 | (なし) |