授業の目的

１）英語を用いて病院での会話ができる能力と態度、
２）英語による円滑なコミュニケーションの前提となる聴解力、
３）医療に関わるトピックに関して自分の意見を簡潔な英語で述べることができる表現力を身につけることを目的とします。

教育内容

医療・看護の場面で必要となる基本的な英語表現を習得し、実際に使えるようになることを目標とし、会話演習を繰り返し行います。また、聴解力向上のための学習方法を指導し、授業内及び自宅学習で、できるだけ多くの聴解練習を行います。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】
医療・看護の場面で必要とされる会話表現を学び、ペア・グループで反復練習を行います。テキストの他に、英語の母音・子音・イントネーションについて学び、見本を真似て発音する練習も行います。学期末には授業で習った会話表現を取り入れ、英語によるグループ発表を行います。
【フィードバックの方法】暗唱テスト・小テストへは口頭による解説で、グループプレゼンテーションへはルーブリックでフィードバックを行う

準備学習（予習・復習）

【授業時間外に必要な学習の時間：15時間】
予習：教科書の範囲で分からない表現を調べておくこと。
復習：学習した表現を滑らかに言えるように練習すること、授業中に課されたリスニング課題に取り組み、習った内容の定着を図ること。

授業内容(シラバス)

到達目標

１）自分が病院に行ったときに受診から退院まで英語で対処できるようになること
２）英語を話す患者さんに対して英語で応対ができるようになること
３）英語の発音の仕組みを理解し、可能な限り使い分けができるようになることが到達目標です。

成績評価の方法と基準

試験方法：筆記試験 実施時期：試験期間外
平常点30%、発表40%、試験30%を基本にして総合的に評価します。
欠席は減点の対象とし、授業への積極的な参加は加点の対象とします。

学生へのメッセージ（その他注意等）

発信力を向上させることに重点がありますので、グループワーク、ペアワークなどの相互学習が多くなります。相互学習には積極的に参加してください。発表準備等で相談があれば個別に応じますので、遠慮なく相談してください。

教員免許取得のための選択科目

教材