英文名 | English BⅠ | |
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科目概要 | 2025年度 前期/1単位 | |
授業対象 | [必修]G学科(普通) 水4 | |
科目責任者 | 谷村 久美子 | |
担当者 | 谷村 久美子 | |
備考 | 科目ナンバリング:L102-GF03/授業形態:演習 |
英語を知識の為の知識としてではなく、実際に学術や仕事などで使えるようなスキルとして、それを得る為の学習とそれらの習得方法の理論的且つ経験的獲得を目標とし、実際にその修得プロセスを踏んでいくことをこの授業は目的とします。
大学や社会で、英語で話し、英語で書いて自分の考えを伝えることが出来るようになるためにの土台となる知識の習得とスキルの訓練をします。スピーキンング、ライティングが上手く行かなかった理由を自ら考え、それを乗り越えるための方策を、クラスメートや教師の助けを得ながら、勇気をもって実験し模索します。英語使用者の言語思想に対する文化的な理解も重要な側面として逐次交えます。以上の目標としての要素を、public speech, discussion, そして opinion essay の為の諸活動にて体験します。
【この授業は全て対面で実施します】
教科書のユニットごとのテーマを踏みつつ、アクティヴラーニングを出来る限り取り入れ、適宜スピーキングやライティングのタスクに取り組みます。授業中は毎回積極的な発言や質疑応答をして貰い、辞書の効果的使用を推奨すると同時に、和訳に頼らず、視聴覚体験や既知の知識や推測をフルに使い、理解し活用する方法も取り入れます。
【フィードバックの方法】教室内アクティヴィティ、スピーチやライティングでは頻繁にピアインストラクション、ピアフィードバックを取り入れます。又教師が教室内のペアやグループを訪ねて回り、適宜アドヴァイス、コメントをしたり、提出して貰った課題は、オンラインであれ物理的なものであれ、教師が必要度に応じて個人レベルで適切なコメントでリアクションし、最後に教師がジェネラルなコメントを出します。又、ミニッツペーパーを使って短い英語で振り返りや疑問点を書いて貰う事もあります。
【授業時間外に必要な学習の時間:15時間】
教科書の予習(不明点を辞書で調べ、何を習得することになるのだろうか、予想を立てる、音源をできるだけ多く繰り返し聴く)、復習(辞書を使って不明点を調べ直し、更に関心の湧いた点を調べる、再度音源を繰り返し聴く、回別に出される特定のタスクに取り組む)、プレゼンやライティングの準備は十分時間を取って早くから取り掛かって下さい。プレゼンやライティングが目前に迫っていない場合でも、一回の授業につき平均で最低でも1時間くらいは準備学習、復習が必要です。
回 | 担当者 | 項目 | 内容 |
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1 | 谷村 久美子 | コースの説明、導入 | シラバス説明、自己紹介、英語学習の取り組み方、ビデオ視聴等 |
2 | 谷村 久美子 | UNIT 3 LIFESTYLE (UNLOCK 1) プレゼンとライティングの為のファイルの扱い方基礎 | Google Classroom, e-learning, Microsoft365 への導入 ビデオ視聴、リスニング 1 (予想する、メインアイデアを掴む)、発音(母音、抑揚) 練習 |
3 | 谷村 久美子 | UNIT 3 LIFESTYLE (UNLOCK 1) | verb collocations, リスニング 2、using general knowledge, ロルプレイ |
4 | 谷村 久美子 | UNIT 3 LIFESTYLE (UNLOCK 1) | talking about your lifestyle, ペアトーク、スピーキングスキル基礎 |
5 | 谷村 久美子 | UNIT2 INTRODUCTION TO PARAGRAPHS (FINAL DRAFT 1) | Student Model の分析、パラグラフ (Sandwich Model), Topic sentence の書き方 |
6 | 谷村 久美子 | UNIT 2 INTRODUCTION TO PARAGRAPHS (FINAL DRAFT 1) | Supporting sentences, Details の書き方 |
7 | 谷村 久美子 | UNIT 2 INTRODUCTION TO PARAGRAPHS (FINAL DRAFT 1) | Concluding sentence, Title の書き方 |
8 | 谷村 久美子 | UNIT 4 PLACES (UNLOCK 1) | ビデオ視聴、asking/giving directions, vocabulary for places, センテンスストレス |
9 | 谷村 久美子 | UNIT 4 PLACES (UNLOCK 1) | pronunciation of stressed phrases, talking about directions (pair work) |
10 | 谷村 久美子 | UNIT 7 OPINION PARAGRAPH (FINAL DRAFT 1) | Student Model の分析、making an outline, searching on the web |
11 | 谷村 久美子 | UNIT 7 OPINION PARAGRAPH (FINAL DRAFT 1) | Topic sentence, Supporting sentences, Concluding sentence の書き方確認 |
12 | 谷村 久美子 | UNIT 7 JOBS (UNLOCK 1) | ビデオ視聴, predicting content, pronunciation: weak form |
13 | 谷村 久美子 | UNIT 7 JOBS (UNLOCK 1) | Modal verb: should, presentation skills, rehearsal for presentation |
14 | 谷村 久美子 | UNIT 7 JOBS (UNLOCK 1) | Presentation in group, peer reviewing |
15 | 谷村 久美子 | コース全体の振り返り | Q&A、 コースでの学習全体に対するフィードバック |
1)大学生としての言語活動レヴェルで使用頻度の高い有益な基本的言い回しを数多く覚え、自分の考えを出来る限り簡潔で自然な英語でクラスメートに対して表現できるようになる。
2)理解できたこと、出来なかったことを判別し、分からなかったことは英語でいい直しや解説を丁寧に求めることが出来るようになる。
3)マイナーエラー―は散見されても、英語使用者に理解できるセンテンスが書け、更に論理的な構造を意識したパラグラフが書けるようになる。
期末試験無し 授業内活動と提出課題で評価
Speech & presentation (in-class speech & slides with narration) (30%), discussion & class participation (15%), writing (timed writing, speech script を含む) (45%), e-learning (10%)
欠席すると小テストやグループワーク (特別な場合を除き、追試はありません)での評価点がつかなくなりますので、極力出席して下さい。
writingに生成系AI を使ったものも plagiarism (盗作) であり、失格となりますので要注意です。
色々な方法を使って英語を教室内、教室外で使用しながら学んでいきますので(active learning)、積極的活動を期待します。又、反復的学習が知識とスキルの定着に不可欠です。出来るだけ多くの難しくない英語を繰り返し見、聞くという体験、必要な場面では躊躇なく辞書を引くということも、全て反復的学習経験になります。
教科書に付属するオンライン自立学習サイトも、是非有効活用して下さい。
英語の音声を貪欲に身に着けて下さい。単語の綴りとその意味する物ものとの対応だけでは授業に参加し難くなります。音記号としての言葉とその意味するものの対応にも、結果、音と綴りと意味の3者が対応するよう、大いに配慮して下さい。音声言語に対して違和感がある人は特に、学習はリスニングで始まり、リスニングで締めくくる、くらいの気持ちが必要です。
科目 | 教職免許法施行規則第66条の6に定める科目 |
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種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 定価(円) |
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教科書 | UNLOCK 2nd edition Listening, Speaking & Critical Thinking Student's Book with Digital Pack Level 1 ISBN: 9781009031455 | N.M.White, Susan Peterson et al. | Cambridge University Press | 3,450円 |
教科書 | Final Draft Student Book with Digital Pack Level 1 ISBN: 9781009345446 | Jeanne Lambert | Cambridge University Press | 3,500円 |
参考書 | (なし) |