Web Syllabus(講義概要)
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健康とスポーツ演習
英文名Health Sports Seminar
科目概要2025年度 通年/2単位
授業対象指定なし(M学部,PT専攻を除く) 月2/ [自由]PT専攻 月2
科目責任者永見 智行
担当者永見 智行※
備考科目ナンバリング:L104-HH04/授業形態:実習・実技

授業の目的

生活習慣病を始めとする様々な疾病は運動不足に起因すると言われる.生涯に渡って健康な生活を送るためには,できるだけ早期に運動習慣を身につけ,大学卒業後も運動を継続していくことが重要であろう.これに向けて本授業では,様々な種目を通してスポーツそのものの楽しさ,運動技術の奥深さを改めて理解し,生涯スポーツに取り組む姿勢を身につけることを最大の目標とする.その一環としてニュースポーツ,アダプテッドスポーツも取り入れ,誰もが参加出来るスポーツへの理解を深める.また特にチーム種目では,技術の向上,戦術・戦略の理解に向けて周囲と協力できるコミュニケーション能力を養うことも目標とする.

教育内容

複数の個人スポーツ,チームスポーツに取り組む.いずれの種目でも,必要な知識,基礎技術を習得することのみならず,チームメートや相手を尊重し協力してスポーツに取り組む姿勢を身につける.特にチームスポーツでは,編成されたチーム内で互いに教え合い,技術の向上を図れるような環境を提供する.

教育方法

【この授業は対面とオンラインを併用して実施します】
種目ごとに編成されたチーム・グループ内での基礎練習,チーム対抗のゲームを中心に行う.前期は体育館アリーナを,後期は屋外グラウンドを主に使用した対面授業にて行う.適宜動作映像を撮影し,これを自身が客観的に観察することで動作改善を図る.前期中にはトレーニングルーム利用方法の講習も行う.授業の取り組みを振り返り,毎回のまとめをGoogle Classroomから提出する.
感染症への対策として,更衣中や運動中の密集・密接・密閉を避けるとともに,授業前後での手洗い,手指および用具の消毒を,また熱中症等への対策として,休憩,水分補給時間の確保を徹底する.
【フィードバックの方法】
毎回の振り返りで提出された内容のうち,特徴的な見解や誤解について次回の授業でコメントする.また授業内で撮影する映像を用いて,身体動作やチームのフォーメーションの良し悪しなどを適宜解説する.

準備学習(予習・復習)

【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】
予習:各種目のルールを把握し,未経験の種目はそのプレーの様子をインターネット上の映像等で確認し,理解しておく.
復習:授業の取り組みを振り返り,毎回のまとめをGoogle Classroomから提出する.次回への課題を把握する.

授業内容(シラバス)

担当者項目内容
1永見 智行
ガイダンス
【対面】
授業内容や進め方,評価法,Google Classroomへの登録法について把握する.
2永見 智行
軽運動
【対面】
クラスメイトとのアイスブレーク.
3永見 智行
トレーニングルームの利用説明,ウォーミングアップ法の実践.
【対面】
トレーニングルームの使用方法、トレーニング法について学ぶ.静的ストレッチングを実践し,効果を確認する.
4永見 智行
ソフトバレーボール
【対面】
柔らかいボールを使ったバレーボール派生ゲームの実践.
5永見 智行
バレーボール1
【対面】
両手でボールを打つ,「レシーブ」「トス」の基本技術練習.ゲームの説明,実施.
6永見 智行
バレーボール2
【対面】
3段攻撃など連携を活かした戦術の練習.ゲームの実施.
7永見 智行
バレーボール3
【対面】
ゲームの実施.
8永見 智行
バドミントン1
【対面】
シャトルを「遠くへ打つ」技術の練習.ダブルスゲームの説明,実施.
9永見 智行
バドミントン2
【対面】
シャトルを「鋭く打つ」技術の練習.ダブルスゲームの実施.
10永見 智行
バドミントン3
【対面】
シャトルを「狙ったところへ打つ」技術の練習.ダブルスゲームの実施.
11永見 智行
キンボール&ボッチャ
【対面】
ゲームのルール説明,実施.
12永見 智行
フットサル1
【対面】
ボールを「蹴る」基本技術の練習.ゲームの説明,実施.
13永見 智行
フットサル2
【対面】
「パスをつなぐ」など連携を活かした戦術の練習.ゲームの実施.
14永見 智行
フットサル3
【対面】
ゲームの実施.
15永見 智行
個別指導
【対面】
必要に応じて個別に指導を行う.
16永見 智行
ティーボール1
【対面】
バットで「打つ」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
17永見 智行
ティーボール2
【対面】
グローブで「捕る」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
18永見 智行
スポーツ動作の基礎理論1
【オンライン】
ボールを「遠くへ投げる」、飛んでくるボールを上手に「捕る」方法を学ぶ.
19永見 智行
ソフトボール1
【対面】
ボールを「投げる」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
20永見 智行
ソフトボール2
【対面】
ボールを「遠くへ投げる」,グローブで「ゴロやフライを捕る」技術の応用練習.ゲームの実施.
21永見 智行
テニス1
【対面】
テニスラケットで「打つ」基本技術の練習.3対3ゲームの説明,実施.
22永見 智行
テニス2
【対面】
テニスラケットで「狙ったところへ打つ」技術の練習.ダブルスゲームの実施.
23永見 智行
スポーツ動作の基礎理論2
【オンライン】
手に持ったラケットやボールを強く速く動かすための運動連鎖を学ぶ.
24永見 智行
テニス3
【対面】
テニスラケットで「ラリーを続ける」技術の練習.ダブルスゲームの実施.
25永見 智行
ディスクゴルフ
【対面】
フライングディスクを「投げる」「捕る」技術の練習.ゲームの説明,実施.
26永見 智行
アルティメット1
【対面】
フライングディスクを「狙ったところへ投げる」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
27永見 智行
アルティメット2
【対面】
フライングディスクを「遠くへ投げる」「曲げる」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
28永見 智行
アルティメット3
【対面】
飛んでくるフライングディスクを「走りながらキャッチする」技術の練習.大きなコートでのゲーム実施.
29永見 智行
スポーツ動作の基礎理論3
【オンライン】
スポーツにおける相対的年齢効果について学び,その対策を考える.
30永見 智行
個別指導
【対面】
必要に応じて個別に指導を行う.
No. 1
担当者
永見 智行
項目
ガイダンス
【対面】
内容
授業内容や進め方,評価法,Google Classroomへの登録法について把握する.
No. 2
担当者
永見 智行
項目
軽運動
【対面】
内容
クラスメイトとのアイスブレーク.
No. 3
担当者
永見 智行
項目
トレーニングルームの利用説明,ウォーミングアップ法の実践.
【対面】
内容
トレーニングルームの使用方法、トレーニング法について学ぶ.静的ストレッチングを実践し,効果を確認する.
No. 4
担当者
永見 智行
項目
ソフトバレーボール
【対面】
内容
柔らかいボールを使ったバレーボール派生ゲームの実践.
No. 5
担当者
永見 智行
項目
バレーボール1
【対面】
内容
両手でボールを打つ,「レシーブ」「トス」の基本技術練習.ゲームの説明,実施.
No. 6
担当者
永見 智行
項目
バレーボール2
【対面】
内容
3段攻撃など連携を活かした戦術の練習.ゲームの実施.
No. 7
担当者
永見 智行
項目
バレーボール3
【対面】
内容
ゲームの実施.
No. 8
担当者
永見 智行
項目
バドミントン1
【対面】
内容
シャトルを「遠くへ打つ」技術の練習.ダブルスゲームの説明,実施.
No. 9
担当者
永見 智行
項目
バドミントン2
【対面】
内容
シャトルを「鋭く打つ」技術の練習.ダブルスゲームの実施.
No. 10
担当者
永見 智行
項目
バドミントン3
【対面】
内容
シャトルを「狙ったところへ打つ」技術の練習.ダブルスゲームの実施.
No. 11
担当者
永見 智行
項目
キンボール&ボッチャ
【対面】
内容
ゲームのルール説明,実施.
No. 12
担当者
永見 智行
項目
フットサル1
【対面】
内容
ボールを「蹴る」基本技術の練習.ゲームの説明,実施.
No. 13
担当者
永見 智行
項目
フットサル2
【対面】
内容
「パスをつなぐ」など連携を活かした戦術の練習.ゲームの実施.
No. 14
担当者
永見 智行
項目
フットサル3
【対面】
内容
ゲームの実施.
No. 15
担当者
永見 智行
項目
個別指導
【対面】
内容
必要に応じて個別に指導を行う.
No. 16
担当者
永見 智行
項目
ティーボール1
【対面】
内容
バットで「打つ」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
No. 17
担当者
永見 智行
項目
ティーボール2
【対面】
内容
グローブで「捕る」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
No. 18
担当者
永見 智行
項目
スポーツ動作の基礎理論1
【オンライン】
内容
ボールを「遠くへ投げる」、飛んでくるボールを上手に「捕る」方法を学ぶ.
No. 19
担当者
永見 智行
項目
ソフトボール1
【対面】
内容
ボールを「投げる」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
No. 20
担当者
永見 智行
項目
ソフトボール2
【対面】
内容
ボールを「遠くへ投げる」,グローブで「ゴロやフライを捕る」技術の応用練習.ゲームの実施.
No. 21
担当者
永見 智行
項目
テニス1
【対面】
内容
テニスラケットで「打つ」基本技術の練習.3対3ゲームの説明,実施.
No. 22
担当者
永見 智行
項目
テニス2
【対面】
内容
テニスラケットで「狙ったところへ打つ」技術の練習.ダブルスゲームの実施.
No. 23
担当者
永見 智行
項目
スポーツ動作の基礎理論2
【オンライン】
内容
手に持ったラケットやボールを強く速く動かすための運動連鎖を学ぶ.
No. 24
担当者
永見 智行
項目
テニス3
【対面】
内容
テニスラケットで「ラリーを続ける」技術の練習.ダブルスゲームの実施.
No. 25
担当者
永見 智行
項目
ディスクゴルフ
【対面】
内容
フライングディスクを「投げる」「捕る」技術の練習.ゲームの説明,実施.
No. 26
担当者
永見 智行
項目
アルティメット1
【対面】
内容
フライングディスクを「狙ったところへ投げる」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
No. 27
担当者
永見 智行
項目
アルティメット2
【対面】
内容
フライングディスクを「遠くへ投げる」「曲げる」技術の練習.ゲームの説明,戦術の考案,実施.
No. 28
担当者
永見 智行
項目
アルティメット3
【対面】
内容
飛んでくるフライングディスクを「走りながらキャッチする」技術の練習.大きなコートでのゲーム実施.
No. 29
担当者
永見 智行
項目
スポーツ動作の基礎理論3
【オンライン】
内容
スポーツにおける相対的年齢効果について学び,その対策を考える.
No. 30
担当者
永見 智行
項目
個別指導
【対面】
内容
必要に応じて個別に指導を行う.

到達目標

1. 未体験のスポーツに触れ,スポーツの何が楽しいのか,面白いのかを理解し,運動習慣形成の礎とする.
2. 各運動技術に必要な体の動かし方,ゲームでの戦術や戦略を理解し,説明できる.
3. ひとつの目標に向けて仲間と協力できるコミュニケーション能力を身につける.

成績評価の方法と基準

試験方法:なし 実施時期:
授業参加への意欲,主体的で積極的な態度,得られた学びの定着具合を,実技,課題提出をもって評価する(60%).また技術(上手さ)そのものだけでなく,自分及び仲間の技術向上に向けた協力、コミニュケーション、取り組みを評価する(40%).欠席は減点とする.

学生へのメッセージ(その他注意等)

感染症,スポーツ傷害等への対策を徹底しながら,運動・スポーツの楽しさ,生活の中での意義を改めて感じ取れる授業にしたいと思います.これまで学校での体育にあまり良い思い出が無い,という学生も大歓迎です.
運動に適した服装,シューズ(グラウンド用,体育館用それぞれ)が必要です.

実務経験の授業への活用方法

プロ野球球団にてデータ・映像分析に従事した経験を活かし,授業で撮影する動作映像を用いて効率的な運動学習やチーム戦術の理解を促す.

教員免許取得のための選択科目

科目教職免許法施行規則第66条の6に定める科目

教材

種別書名著者・編者発行所定価(円)
教科書(なし)
参考書(なし)
教科書
署名
著者・編者
発行所
定価(円)
参考書
署名
著者・編者
発行所
定価(円)