英文名 | Health Sports Seminar | |
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科目概要 | 2025年度 通年/2単位 | |
授業対象 | 指定なし(M学部,PT専攻を除く) 火2/ [自由]PT専攻 火2 | |
科目責任者 | 安倍 希美 | |
担当者 | 安倍 希美※ | |
備考 | 科目ナンバリング:L104-HH04/授業形態:実習・実技 |
人生100年時代の到来と言われ、ギリギリまで自力で動き認知症に負けず健康寿命を伸ばすことは重要です。本授業では簡単な手話も契機に「様々な仲間と共に動きを作る」過程に焦点を当てます。各スポーツを示す手話はその動きの特徴を端的に捕えています。またスポーツの成立背景からスポーツ間にも様々な関係があり、有効的な動作の基本型を「看破」できれば様々に適応可能で、これは過去の経験から動作を予測する新しい回路の形成を促す事に繋がります。以上より現在のみならず将来の健康にも思いを巡らせ、豊かな人間性を醸成していく事を目指します。
LMS(学習支援ソフト)を使用したオンデマンドのオンラインと対面を併用したハイブリッド形式、原則的にはオンライン1回と対面2回をセットとし1つのスポーツ種目を学習 ①オンライン:各種目の基礎知識・基本動作、動画を参考に素振りや手話によるイメージ形成、常時視聴可能な医学映像教育センター配信映像を利用したテーマ学習等、知識理解と動作イメージの確認の為の「(教員からの)質問(への)回答」 ②対面:オンラインで習得した知識とイメージを基盤とし、多様な参加者との交流の中でスキル獲得とイメージ定着を体験的・効果的に目指し、その過程を授業後の「質問回答」で確認 ③後期末に「レポート」を作成し動作と健康的生活の獲得について俯瞰的に考察
【この授業は対面とオンラインを併用して実施します】
①オンライン:LMSに提示する資料・動画等は週末頃迄に受講 ②対面:全体・グループ・レベル別等の段階的学習③「質問回答」は次回授業迄に、「全体連絡」や「学生からの質問」はオンラインを主として対面でも対応
【フィードバックの方法】教員は必要に応じ動きの出来栄え等にコメントし、「質問回答」には後日解説を提示
【Google Classroomクラスコード】Webシラバス、一般教育部授業情報サイトに記載
【授業時間外に必要な学習の時間:30時間】
予習:常に周囲の人・競技選手や動物の動き等に興味を持ち観察、基本動作の素振り・イメトレ等の恒常的実施
復習:「質問回答」の確認、成功と失敗の峻別と理由、今後の課題の数値化・文字化、後期末に「レポート」作成
回 | 担当者 | 項目 | 内容 |
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1 | 安倍 希美 | ガイダンス 【対面】 (L1・L2等の教室) | 自己紹介、内容・方法・評価等の説明、怪我・”盗難”注意 LMS使用法確認のためにスマホかノートパソコン等持参 |
2 | 安倍 希美 | 授業と仲間に慣れる 【対面】 (体育館2F予定) | 全体:仲間と手話を交え自己紹介しながら軽運動等で交流! 怪我予防のために事前に自分で身体を動かしておくこと |
3 | 安倍 希美 | バドミントン1 【オンライン】 | 基礎知識:歴史背景・ルール・安全管理、基本技術・練習法、手話、個人練習:姿勢・グリップ・素振り、テーマ学習 |
4 | 安倍 希美 | バドミントン2 【対面】 | 全体:素振り、サーブ・ドライブ・クリア・スマッシュ・ドロップ等、ローテーションラリー(シングルス&ダブルス) |
5 | 安倍 希美 | バドミントン3 【対面】 | 全体:素振り・上記ストローク・ローテーションラリー大会 |
6 | 安倍 希美 | バレーボール1 【オンライン】 | 基礎知識:(上同様)、個人練習:レシーブー&パスの姿勢・サーブの素振り・アタックのイメトレ等、テーマ学習 |
7 | 安倍 希美 | バレーボール2 【対面】 | 全体:ドリブル・キャッチボール・スロー&レシーブ・チェストパス、グループ:円陣パス・ワンバウンドミニゲーム |
8 | 安倍 希美 | バレーボール3 【対面】 | グループ(男女合同等):アンダーレシーブ・オーバーパス・アタック・サーブ、メンバーチェンジをしながら3ゲーム程度 |
9 | 安倍 希美 | 卓球・バスケットボール【オンライン】 | 基礎知識、個人練習:姿勢・素振り・イメトレ、テーマ学習 |
10 | 安倍 希美 | バスケットボール・種目ローテーション【対面】 | 全体:バスケットボール基礎練習、卓球・バスケットボール・バドミントン等のローテーション、様々な人柄や動きに対応 |
11 | 安倍 希美 | 種目ローテーション2 【対面】 | 卓球・バレーボール・バドミントンのローテーションでゲーム |
12 | 安倍 希美 | ソフトボール1 【オンライン】 | 基礎知識、個練習人:姿勢・グリップ・素振り、テーマ学習 |
13 | 安倍 希美 | ソフトボール2 【対面】 | 基礎練習:キャッチボール(アンダー・オーバー・ゴロ・フライ)・バッティング、グループ:4人→6人程でバッティング |
14 | 安倍 希美 | ソフトボール3 【対面】 | グループ(男女合同):協力して準備運動・基礎練習、ゲーム |
15 | 安倍 希美 | 前期の確認・個別指導 【対面】 | 夏休みの生活、評価は後期末に行うので前期末の中間評価は無 |
16 | 安倍 希美 | フライングディスク1 【オンライン】 | 基礎知識、個人練習:スナップ・紙皿投げ、テーマ学習 |
17 | 安倍 希美 | フライングディスク2 【対面】 | 全体:フォア&バックハンドでの握り方と投げ方 グループ:アルティメット・デイスタンス等のゲーム |
18 | 安倍 希美 | ソフトボール4 【対面】 | グループ:仲間と相談&協力し準備運動・基礎練習、ゲーム |
19 | 安倍 希美 | テニス1 【オンライン】 | 基礎知識、個人練習:姿勢・グリップ・素振り、テーマ学習 |
20 | 安倍 希美 | テニス(硬式)2 【対面】 | 初心者:素振り・テニスマシン(グラウンドストローク等) 経験者:サーブ・ワンバウンドローテーションラリー |
21 | 安倍 希美 | テニス(硬式)3 【対面】 | 初心者:素振り・テニスマシン使用(各種ストローク等) 経験者:サーブ・ローテーションラリー(単&複) |
22 | 安倍 希美 | 応急手当 【オンライン】 | 心肺蘇生法:乳児・小児・成人・感染症対応、三角巾法、体温異常等、個人練習:ペットボトルでの圧迫練習等、テーマ学習 |
23 | 安倍 希美 | テニス(硬式)4 【対面】 | 全体:サーブ・ローテーションラリー、グループ:レベル別等 |
24 | 安倍 希美 | 選択種目1 【対面】 | グループ:仲間と相談&協力して準備運動・基礎練習・ゲーム テニス・ソフトボール・サッカー等 |
25 | 安倍 希美 | ゴルフ様スポーツ1 【オンライン】 | ゴルフ、グラウンド・ゴルフ、ターゲットバードゴルフ等の基礎知識、個人練習:姿勢・グリップ・素振り、テーマ学習 |
26 | 安倍 希美 | ゴルフ様スポーツ2 【対面】 | グラウンド・ゴルフ〜グループ:クラブ・ボールに慣れゲーム ターゲットバードゴルフ〜グループ:クラブ・ボールに慣れる |
27 | 安倍 希美 | 選択種目2 【対面】 | グループ:相談&協力して準備運動・基礎練習・ゲーム ソフトボール・ドッジボール・ゴルフ様スポーツ等 |
28 | 安倍 希美 | ウォーキング1、レポート(A4版半分程度、12月中提出)の確認【オンライン】 | 望ましい姿勢・歩幅・シューズ等、目標設定、スマホでの管理 レポート書式:1.タイトル 2.授業内容の要約 3.動き作りの過程 4.考察・感想 5.今後の展望 6.参考 |
29 | 安倍 希美 | ウォーキング2、年間の活動について 【対面】 | スマホと共にウォーキング、天候が良ければ大学周辺でグリーンスポーツの体験を兼ねる、年間の活動について、お別れ会 |
30 | 安倍 希美 | 個別指導 【対面】 | 個別指導・質問対応 |
①「オンライン授業」で基礎知識とイメージ形成を「質問回答」での確認を含め自主的に習得する事ができる
②「対面授業」で交流スキルを発揮して動きのコツを看破し、その過程を「質問回答」で確認する事ができる
③以上の総合的学習より、将来を俯瞰的に展望し健康的な人生模索を含む効果的な「レポート」が作成できる
①基礎知識の習得と能力に応じた素振りやイメトレ等を「質問回答」も利用して実効的に実現できた(30%)
②動きのコツを看破し動き作りに効率的に取り組み、その過程を「質問回答」で確認する事ができた(40%)
③有機的な学習より将来に亘る健康的人生へのイメージ形成を含む俯瞰的「レポート」が作成できた(30%)
〜 体調不良等で思い通りに授業に参加できなくても、深く気にせずにまずは相談して下さい〜
1)運動得意・苦手、几帳面・ずぼら、社交的・ボッチ、多趣味・無趣味など様々なタイプの人が来て下さい!普段は出会えない様々な仲間の様々な動作の中から「動きのコツ」を掴みましょう! 2)動きやすい服装で、室内の時は室内履き、屋外の時は帽子・スニーカー着用 3)天候や地面の状況等により内容・計画の一部を変更する場合は事前に周知します 4)気になる事は遠慮なく相談して下さい
〜合言葉は「何とかなるだろう、うん!」「運動神経は、ううんどうしようもなく無い」〜
企業の技術室でのアナログ資料をデジタル資料化する実務経験より、生身の人間の周辺にて生じるアナログ資質のデジタル化の可能性・適切性等について、折に触れ実例を示しながら説明し、その概念を学生がレポート・今後の人生において反映させ、物事を捉える視野を拡大できるよう活用する。
科目 | 教職免許法施行規則第66条の6に定める科目 |
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種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 | 定価(円) |
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教科書 | (なし) | |||
参考書 | 人間であること | 時実利彦 | 岩波新書 | 740円 |
参考書 | 動作学事始め 増補第2版 | 大道 等 | 杏林書院 | 4,120円 |
参考書 | 使える!スポーツ手話ハンドブック | 「スポーツ関連用語集」編集委員会 | 全日本ろうあ連盟 | 1,300円 |
参考書 | 観るまえに読む大修館スポーツルール2025 | 大修館書店編集部 | 大修館書店 | 2,200円 |
参考書 | 100歳の美しい脳 | デヴィッド スノウドン (著), 藤井 留美 (翻訳) | DHC | 1,600円 |