授業の目的

読む・書く・聞く・話すという４技能に焦点を当て、読解能力に重点を置きつつ総合的英語コミュニケーション能力を養成する。「英語AI・II」を通じて身につけた英語力を土台にして、英語を使って自らの意見を正しく相手に伝える力（発信力）、および既定の英語を正しく理解する力（受信力）を発展させることを目的とする。また、医療・看護の専門的な場面で必要な英語力を養う。

教育内容

前期に引き続き、教科書の各ユニットで次のことを行う。１課題を読み、英問英答で内容確認をする。２リスニングとスピーキング練習を行う。３ヴォキャブラリー練習を行う。４Reading & Writing練習（Dictation)を行う。
また、医療・看護の場面で必要となる基本的な英語表現の習得を目標として演習を行う。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】授業は基本的には演習形式で行い、本文の音読、和訳、段落ごとの要約、テキストの文法問題等を学生が行なった後、こちらで解説をし質問に答える。内容理解を深めるために随時、CD、DVDを使用し、補充プリントを配布することもある。また語彙数を増やすため、毎回授業はじめに語彙についての小テストを行う。CALL教材では学生に課題を課し、リーディング能力を強化していく。それらの知識を医療・看護の分野で適用できるよう演習を行う。
【フィードバックの方法】
授業内で毎回行う小テストやレポート課題に対して添削を行い、その後授業内で解説していく。

準備学習（予習・復習）

【授業時間外に必要な学習の総時間：15 時間】予習：教科書および CALL の該当箇所の予習。及び課題の準備。復習：授業で行った語彙、文法、発音等のポイントについての復習及び定着作業。ノート、プリントをまとめる。レポート作成など。1回の授業につき予習、復習あわせて最低1時間の準備学習をすること。特に英語でのコミュニケーションにおいては、それらの知識を瞬時に引き出すことが必要なので、各自十分な練習を行うこと。

授業内容(シラバス)

到達目標

1) 英語によるコミュニケーション、特に医療現場も含めたより複雑な内容に関してもコミュニケーションを行うことができる。
2) 英語で発信されている、看護関係を含めた情報を有効活用できる。
3) 英語を通して幅広い視野と多様な価値観を積極的に学び取る姿勢を身につける。

成績評価の方法と基準

試験方法：その他 実施時期：試験期間外
授業参加を重視するので必ず出席すること。やむを得ず欠席する場合は教員に連絡し、その指示に従って課題等の埋め合わせをすること。期末試験は最終授業で行います。
成績評価の方法：平常点(CALL学習を含む）３０％、小テスト１０％、レポート課題１０％、期末試験５０％で評価します。
これを基本に、授業中の学習態度、小テスト、課題および筆記試験の点数等を総合的に評価する。

学生へのメッセージ（その他注意等）

英語を場面に応じて使い分けるスキルを身に着けることにより、活躍の場がさらに増えることになるので、フォーマルな場面における英語使用に必要な儀礼を積極的に身に着けていってください。

教材