授業の目的

誰もが話題にできるような科学トピックに焦点を当てたテキストを通し、科学的な興味深い話題を取り上げた親しみやすい科学エッセイを扱った英文を読む力、200-500wordsのパッセージ要点把握、要約、科学関連の基本的な語彙を運用できる力などを養っていく。また、TOEIC教材の問題に答えることによって、TOEICの形式、内容、語彙に慣れながらTOEICのスコアアップを目指す。

教育内容

科学トピックに焦点を当てた教材を読解することを通して、次年度以降に専門的な原書を読むのに必要となる英語力を養いつつ、リーディングはもとより、ライティング、リスニング、スピーキングといった4技能にわたる総合的な英語運用能力を培っていく。オンライン学習ソフトを利用した学習の導入およびサポートを行う。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】
資料の配布/課題提出のためにGoogle Classroomに登録してください。
Google Classroom クラスコード --- MB学部A･B･C(基礎) 木3「q3h6xcq」
Google Classroom クラスコード --- MB学部D･E･F(基礎) 木4「pc4x356」
①『Science Stream』について
「Warm-up」の答え合わせで関連語彙を習得後「Reading」でオーバーラッピングやシャドーイング、音読、和訳を通じて科学エッセイの読解を行う。「Comprehension Questions」と「Summary」では本文の正確な把握や要約力を養成する。「Grammar Check」と「Writing」では文法事項や表現習得のための練習問題を行う。最後の「Agree or Disagree? Why?」ではクラスメイトと(できるだけ日本語でなく英語で)意見交換をする。授業はソロワークだけでなく、ペアワークやグループワークも行う。
②『Key Strategies for success on the TOEIC L&R test』について
授業中は主にReading編を扱い、解説と答え合わせをしながらTOEICの形式に慣れていってもらうが、自宅学習などでListening編にも取り組めるとなおよい。Listening編の質問事項は随時歓迎する。
【フィードバックの方法】
取り組んだ課題等は確認し、解説等によりフィードバックを行う。試験は採点･添削して返却する。

準備学習（予習・復習）

授業時間外に必要な学習の時間: 15時間
【予習】
①『Science Stream』は「Warm-up」「Reading」「Comprehension Questions」「Summary」「Grammar Check」「Writing」とカバーしていくため、より充実した授業時間を過ごせるよう予め教科書に目を通しておけるとよい。最後の「Agree or Disagree? Why?」では(長くなくてもよいのでなるべく英語で)自分の意見を述べられるように準備して授業に臨められるとよい。
②『Key Strategies for success on the TOEIC L&R test』はTOEICの形式に慣れるためにも事前に目を通して授業に臨めるとよい。
【復習】
新たに得た知識やクラスメイトとシェアした回答からも自分のプラスになりそうなことは繰り返し練習して定着させていく。

授業内容(シラバス)

到達目標

(1) 次年度以降に専門的な原書を読むのに必要となる語彙力と文法力を養いつつ、科学的なトピックを扱った英文の内容を自分の言葉で表現できるようになる。
(2) TOEICの頻出単語や表現に習熟し、文法項目を復習しながらTOEICの形式に慣れ、語彙を増やし、より高い得点が取れるようになる。
(3) ペアワークやグループワークを通じて、自分の意見を英語で表現したり伝え合ったりすることで対人コミュニケーション能力を向上させる。

成績評価の方法と基準

試験方法: 筆記試験　実施時期: 試験期間外
授業への取り組み状況(30%)、オンライン学習ソフトの学習状況(30%)、筆記試験(40%)などを総合して評価する。

学生へのメッセージ（その他注意等）

将来皆さんが社会に出たとき、専門分野でも英語を使いこなせると、ご自身の理想像に近づける可能性がグッと広がります。海洋生命に携わる英語を学びながら、ご一緒に将来に役立つ英語力を高めていきましょう。

教材