授業の目的

専門に進む前段階として必要な英語力を、獣医・動物系の英語を中心に、「読む」「聴く」「書く」「話す」の四技能を総合的に養成する。英語で書かれた文献から必要な情報を収集し、課題にそってまとめ表現する力を養成することを目的とする。

教育内容

獣医・動物学系テキストを用い、読解力・聴解力・表現力を習得する。同時に英語で新しい事柄を学び、自分で考えたことをまとめ、表現する力を、動物・医療・社会問題を題材にした教材を使用して習得する。

教育方法

【この授業は全て対面で実施します】
双方向、ペア・グループワークを取り入れた授業を行う。随時、CD、DVD、 CALL教材、ICTを使用する。学生が授業以外にするべき課題には以下のものがある（準備学習の欄を参照）。
【フィードバックの方法】
課題レポート等は添削・評価して返却する。

準備学習（予習・復習）

【授業時間外に必要な学習の時間：15時間】
課題図書：獣医系学生のための総合英語　他。
予習：e-learning 教材で指定された課題についての自学自習。授業前に教科書（課題図書）、プリントに目を通し、単語や用語を調べ課題のプリントを予習する。
復習：ノート、プリントをまとめる。レポート作成など。予習・復習・課題の時間は一コマに対して1時間以上かけることとする。

授業内容(シラバス)

到達目標

1.ある程度の長さの英文を正確に早く読むことができ、要点をつかみまとめることができる。
2.獣医・動物系に関する語彙力をつけ、それに関する事柄を英語で表現することができる。
3.映画を見て、その内容を正確に聞き取ることができ、その要点をつかむことができる。
4.獣医系・動物・環境などについて書かれた英文の文献から必要な情報を収集し、それを理解し要約することができる。
5.自ら新しい事柄を英語で学ぶことができる。

成績評価の方法と基準

試験方法：筆記試験 実施時期：試験期間外
学習参加態度および授業（予習）プリント(10％)、課題レポート　2回　(10％＋15％)、e-learning 課題（10％）、前期試験（55％）を総合して評価する。

学生へのメッセージ（その他注意等）

授業にはハンドアウトを多く使用します。動物と人間、それらを取り巻く社会の中で考える問題はたくさんあります。皆で英語でそれらに取り組んでいきましょう。英語を学びながら、動物・環境について考え、将来に結び付く英語力の基礎を習得していただきたいと思います。

教材